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折り返し地点

こんにちは。
現在、Gap Year Program に参加している
国際コミュニケーション学科1年生の清水匠です。

73日間あるこのプログラムも残り32日間になり
折り返し地点です。

僕がGAPに参加した理由は8期のみんなほど
明確にはありません。
ただ、早いうちに海外へ行きたい。
それとこんなチャンスは滅多に来ない、と思ったからです。

今、僕はイタリアのヴェネチアにいます。
本島には車は1台も通っていません。
本当に交通機関は船だけです。

みなさんは小さい頃から海外へ行きたいと
思ったことはありますか?

僕は父親の影響で小学校の頃から
イタリアが大好きでした。
その中でもヴェネチアが一番好きです。
図工の作品にも登場するくらい好きです。

近年、このヴェネチアは温暖化の海面上昇の影響で
段々と沈んできています。実際、何度か広場が海水に浸かったこともあります。

なので死ぬまでに一度はヴェネチアに行きたいと
ずっと思っていました。
その夢がまさかこんなにも早く、しかもまだ18歳なのに
叶ってとてもびっくりしています。

もし海外へ行きたいという気持ちがあるなら
できるだけ早いうちに、できれば大学を卒業する前に、
絶対に行った方がいいです。

というのも1人旅をしていると
色々考えることが増えてきます。
改めて自分はどんな人間なのか
なぜ、今こうして海外にいるのか
帰ってから何をするべきなのか、何がしたいのか

考えてみれば、73日間も自由な時間がある時なんて
もう滅多にないかもしれないし、ましてや海外での
時間はもう一生来ないかもしれません。


自分を見つめる機会があるのはとても
重要で、長いスパンで物事を考えられるようになります。
長いスパンと言えば、将来のことであり、
僕の場合、帰国したら普通に授業を受け、
取りたい資格があるならその資格に向けて勉強したり、
もしTOEIC等の試験でいい結果がでればフロンティアプログラムに
参加しようかなあ、と考えていました。

しかしたくさんの人と出会い影響を受けていく中で帰国後の目標が明確になり、
やらなければいけないこと、やりたいことが決まってきました。
それにしても旅を続けていくとたくさんの人に出会います。
英語圏の人、中東の人、欧州の人、日本人の人にも会いました。

でも僕たちみたいに18歳、19歳の人で一人旅を
している人は見たことありません。
ホステルで自己紹介をする時、何歳?と聞かれ、
18歳ですと答えるととてもびっくりされます。

ベルギーのホステルで一緒になった日本人の方に
「早いうちに一人旅ができて本当に良かったね」と
言われたのを覚えてます。

その方は旅をしていると「もっと早く旅をして色んな物を見るべきだった」と
おっしゃっていました。

考え方が広がり、色んなことに関心がいくそうです。
まだ一ヶ月と少ししか経ってませんが、その通りだと思います。

どこにいっても物乞いしてくる人、道で〈お金をください〉の張り紙を
持って一日中立っている人。

町を歩いていると日本の治安の良さが改めて実感できます。
道路には大量のタバコの吸い殻、ゴミが散乱しています。
それに歩いているといきなり絡まれたり、無理矢理お金を奪おうとする人もいます。

ほかにも日本の良さはサービスの方面にも出ていて、
外国のコンビニ、マクドナルド、スーパーに行きますが、
やはり接客の仕方が日本は洗練されているなと思いました。

話を戻して、
たしかに日本の治安の良さは世界に誇れると思います。
ただ、こちらで絡んでくるのはやはり黒人の方や明らかに
現地の人とは肌の色も違う人たちです。

日本の治安がなぜいいか。
僕が現時点で考えるに、恐らく、日本には黒人等の移民
むしろ外国人の移民がほかの国に比べて極端に少ないからだと思います。
日本で生活していて、道ばたで外国人も見つけると、つい目がいってしまいます。
日本ではそれぐらい珍しいです。

しかし、ヨーロッパではどうでしょう。
リアカーを押している、アフリカ、アジア、中東の人々はたくさんいます。
多国籍多人種の人がたくさん生活しています。

どちらがいいとは言えませんが、こうした移民の受け入れが少ないことも
日本の英語教育の遅れの原因の一部ではないかなと感じました。


何をしなくても時間は過ぎていきます。
何かをしているともっと早く時間は過ぎていきます。

あと32日でこのプログラムも終わります。
自分が今、やらなければいけないこと。
これからやり続けなければいけないこと。

何度も自分に言い聞かせていますが、
一日一日を本当に大事にして、残りの日数、
一生自分の頭に残るように歩んでいきたいと思います。

全くまとまりのない文章ですが、
読んでくださった方々ありがとうございました。