「人はなぜ対立するのか?」心理学から考える組織と多様性
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椿田貴史教授が担当する「心理学」の授業では、多国籍企業「スペンサー・オウンズ社」を題材に、職場における「違い(多様性)」が、なぜメンバー間の対立を生み出すのかを考えました。 舞台となるのは、多様性の...
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ケースメソッド
Case Method
椿田貴史教授が担当する「心理学」の授業では、多国籍企業「スペンサー・オウンズ社」を題材に、職場における「違い(多様性)」が、なぜメンバー間の対立を生み出すのかを考えました。
舞台となるのは、多様性の推進に積極的に取り組んできた企業。しかし、そこでは白人社員とマイノリティ(少数派)社員の間に、深刻な対立が生じていました。
「多様性を大切にしているはずなのに、なぜ対立が起きたのか?」
学生たちはコンサルタントの立場になり、その原因を分析。さらに、組織を再び一つにまとめるためには、どのようなマネジメントが必要なのかを議論しました。
グループディスカッションでは、さまざまな意見が飛び交いました。
「行動規範を明確にルール化し、成果を客観的に評価すべき」という意見が出る一方、
「ルールを細かく決めすぎると、かえって人を属性で意識してしまい、社員同士が自然に指導したり、対話したりすることを妨げるのではないか」という反論も。
一つの正解を覚えるのではなく、異なる立場から意見をぶつけながら、「では、どうすれば組織はより良くなるのか」を考えます。
授業で考えたのは、制度やルールだけではありません。
人は、性別、年齢、国籍、文化、価値観など、ちょっとした「違い」をきっかけに、無意識のうちに人をグループ分けしてしまうことがあります。
だからこそ、多様性のある組織をつくるためには、数字や制度を整えるだけでは十分ではありません。
一人ひとりが異なる考え方や経験を持っていることを理解し、互いの視点を認めながら対話できる環境を、組織としてどうつくるか。
「多様性とは、単に違う人を集めることではない。」
このケースを通じて学生たちは、心理学の知識を企業経営や組織マネジメントに結びつけながら、人と組織の複雑な関係について考えました。
名古屋商科大学では、心理学をはじめ、経営・マーケティング・データサイエンス・国際関係など、幅広い分野から自分の興味や将来の目標に合わせて学びを組み合わせることができます。
「心理学を学びたい。でも、心理学だけではなく、将来の仕事につながる学びもしたい。」
そんな一人ひとりの興味を、『31メジャー』で広げていくことができます。