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《オンライン授業》多様な意見に耳を傾け、ケースを作成する

#アクティブラーニング #オンライン授業 #名古屋商科大学 #ディスカッション

小野裕二先生のセミナーの授業では学生による発表と、その発表を題材にして参加者全員でディスカッションを行ないます。そして、本学での学びの総決算として「ケースライティング」に取り組みます。

ケースライティングとは…
名古屋キャンパスの卒業課題です。学生たちは2年間かけてケースライティングに取り組みます。卒業論文とは異なり、取り上げた企業を客観的な視点で研究します。詳細はこちら

気になるニュースを取り上げて


今回の授業は学生から気になるニュースを発表してもらい、そのトピックに関して全員でディスカッションを行うことからスタートしました。今回のトピックは「オンライン授業」です。本学ではもちろんのこと、全世界で急激な需要が高まっているオンライン授業ですが、この「オンライン授業」受講にあたり学生が感じているメリットやデメリットについて議論しました。今回の議論の中では学生たちからは以下の意見が出ていました。

▼メリット
 ・通学のストレスが減る
 ・交通費がかからない
 ・内容によっては集中しやすい など
▼デメリット
 ・プレゼンテーションがやりにくい
 ・長時間になると集中力が続かない など

本学では、授業の録画を流すオンデマンド型ではなく、先生だけでなく学生も発言ができる同時双方向型(ライブ配信型)のオンライン授業を導入しています。小野先生は「オンライン特有の問題点もあるが、質の高い授業を提供しているという点で本学は評価されている。今回のように受講学生の声も聞き、先生側が授業の組み立て等を工夫する等、今後も改善しながらよりよい授業を作って行きましょう」と締めくくられていました。

ケースライティングについて

ディスカッションが終わった後、ケースライティングの指導に移りました。今回は4年生が作ったケースの構成を参加者全員で確認していきます。小野先生からは「ケースを書く前に構成を決めることが重要で、大見出し・小見出しを作成する」「1つの会社を取り上げるだけでなく、ライバル企業等の話もあるとよいケースが作成できる」等のアドバイスがありました。
今回のように1つのケースについて参加者全員でディスカッションを行うことで、多様な視点を取り入れたケースを書くことができます。数ヶ月後のケースの提出の際には厚みのある客観的なケースが完成していることを期待したいと思います。