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《オンライン授業》アクティブラーニングで身につけるクリエイティブな思考

#アクティブラーニング #オンライン授業 #名古屋商科大学 #ディスカッション

アイディアを産み出すためには

アイディアを産み出すためには、既存の知識を再構成し、新たな知識を産み出す必要があります。そのためには、創造性を導く思考スタイルであるクリエイティブシンキングが求められます。

クリエイティブシンキングとは…
新しいアイディアを生み出すための自由な発想のこと。ロジカルシンキングやクリティカルシンキングと対局にある考え方。

一般的に、学校で行われる教育は収束的思考(すでにある情報を元に、1つの正しい答えへ辿り着く思考方法)に基づいていますが、アイディアを産み出すことによって顧客に新たな価値を提供するためには、拡散的思考(情報を元に様々な方向に考えを巡らせ、まだ存在しない新しいアイディアを生み出す思考方法)、すなわちクリエイティブシンキングの能力を磨く必要があります。
土屋繼先生の1〜3年生の合同授業、「クリエイティブシンキング」では、企業の事例や創造的な思考のプロセスおよびクリエイティブシンキングを実践する手法を解説しながら、 ケースメソッドを通じてアイディアを生み出す過程を体験していきます。

世の中の便利なものは、全てアイディアから産まれている!?


第3回目の今回の授業では、前回の授業で学んだ「アイディアとは何か」と「アイディアを出すにはどうすればよいか」を復習することから始まりました。土屋先生は学生たちに「アイディアを出すためには既存の物事の課題を見つけることが重要」というアイディア出しのステップについて説明をしていました。
名古屋キャンパスで行っているアクティブラーニングでの学びでは、自分自身でケースから課題を読み取り、その課題を解決するためのアイディアを出す必要があります。授業ごとに課題に向き合ってアイディア出しをしている学生たちは、土屋先生から学んだことを今後の学修に活かすためにと熱心にメモをとっていました。
授業の後半では、世の中の便利なものは何からアイディアを得て産まれたものなのかというテーマを取りあげ、参加者全員で意見を出し合いました。学生からは「ポストからレンタルDVDの返却口が産まれた」「ベルトコンベアから回転寿司が産まれた」などの意見がでていました。このように既存のアイディアの気づきから新しいアイディアが産まれるという過程を、身近な実例に当てはめることで、学びを深めることができた学生も多かったのではないでしょうか。