本学商学部 太宰北斗先生の事業承継コースが、讀賣新聞2019年11月に紹介されました。

本号では、中小企業の経営を受け継ぐ人材が不足しており、中小企業庁の推計では、70歳超の中小企業経営者は2025年には約2545万人となる見込みで、半数の約127万人は後継者が未定といわれています。その中で、全国で後継者の育成を支援する大学が広がりを見せており、「後継ぎ」育成コースとして「事業承継コース」が取り上げられました。

太宰先生の「事業承継コース」では各学年20名ほどが経営の必要な基礎知識・スキルを学び、2年次以降は専門科目を履修し、会社経営に必要な専門知識、ビジネスで成功するためのスキルを身につけます。所定の科目に加えて特別演習科目も受講しながら、社会人として、経営者としての倫理観を養い、組織のリーダーに必要なスキルを養成します。そして4年間かけて自分の家業を分析し、財務状況や競争環境への理解を深めています。日本におけるファミリービジネスの現状や、事業承継のプロセスの重要性などを学び、自分が継ぐ可能性のある事業や将来のキャリアを考える機会になります。