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BSc in Commerce

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アクティブラーニングで学ぶ「IoT:Internet of Things(モノのインターネット)」

名古屋商科大学の商学部では、ビジネス、経済、経営全般について基礎から一通り学んだ上で、「マーケティング」「会計」「ファイナンス」について、より深く学ぶことができます。加えて商学部では、「人工知能(AI)」や、「モノのインターネット(Internet of Things略してIoT)」によって、ビジネスがどのように変化しているのか?将来のキャリアをどのように考えれば良いのか?といった最先端のトピックを扱う授業が充実しています。その中から今回は、「第4次産業革命時代のキャリアデザイン」という授業を取り上げて、レポートします。
この授業では、毎回、第4次産業革命の最前線で活躍する専門家をゲストに招き、第4次産業革命のあるべき姿や、求められる人材像について、幅広く議論します。今回の授業では、本学の大学院(名商大ビジネススクール)でMBAをとり、中小企業診断士の有資格者でもあられ、大手IT企業にて第4次産業革命の最前線でご活躍の中山康広先生にご登壇いただきました。


中山康広先生の講義風景


授業ではまず、「自分の周りにある、モノのインターネット(Internet of Things略してIoT)について」の意見交換を行いました。非常に身近な話題です。パソコン、スマホ、Apple Watch等のポピュラーな消費財のIoTにとどまらず、様々なIoTが提起されました。飲食店の「くら寿司」のお皿のIoT の仕組みについての意見も出されました。寿司のお皿のカバーにICタグが取り付けられていて、センサーがその情報をチェックし、コンピューターと連動し、設定時間を経過した商品を廃棄したり、お客さんに人気があるネタをリアルタイムで分析したりして、マーケティングに活用しているのです。受講生達は、様々な分野で、第4次産業革命がまさに現在進行形であることを実感することができたようです。

続いて、「まだこの世の中にないIoTを発案してビジネスを創造する!」という課題にチャレンジしました。チームに分かれて議論し、まとめたプランを全体の場で発表して議論しました。「センサー付き歯ブラシ」「ペットの健康チェック」「自動化された洋服のクローゼット」「IoTベッド」「オートショッピング・アプリ」等々、様々な可能性を秘めたIoTが提案され、「革新性」「実現可能性」の視点から質疑応答が活発に展開されました。この課題を通して、広い視野でもって多方面から様々な方向性を探ったり、先を読んで、新たな領域に挑戦したりする姿勢についても培っていくことができました。

受講した学生達からは、「これから就職活動をする上でも非常に役立つ授業でした。」「自分たちが授業に参加できるように引き込んでもらうことができたのでとても楽しかった。」「大手企業の方と議論できるのはとてもいい経験です。講師の方の話し方がうまく、惹きつけられた授業でした。」「各班のいろいろな提案がとても面白くて、興味深かったです。」「世の中にないIoTを発明する課題が面白く、グループ討論や全体発表で、様々な学生のアイディアを聞き、発見があり、可能性が無限大であると思いました。」等の前向きなフィードバック・コメントを多数いただきました。