学部学科

Academic Programs

商学部

BSc in Commerce

  1. TOP
  2. 学部学科
  3. 商学部
  4. お知らせ
  5. アクティブラーニングで学ぶ「中部国際空港のマーケティング」

アクティブラーニングで学ぶ「中部国際空港のマーケティング」

名古屋商科大学の商学部では、ビジネス、経済、経営全般について基礎から一通り学んだ上で、「マーケティング」「会計」「ファイナンス」について、より深く学ぶことができます。加えて商学部では、「人工知能(AI)」や、「モノのインターネット(Internet of Things略してIoT)」によって、ビジネスがどのように変化しているのか? 将来のキャリアをどのように考えれば良いのか?といった最先端のトピックを扱う授業が充実しています。
「第4次産業革命時代のキャリアデザイン」という授業では、毎回、第4次産業革命の最前線で活躍する専門家をゲストに招き、第4次産業革命のあるべき姿や、求められる人材像について、幅広く議論します。今回の授業では、本学の大学院(名商大ビジネススクール)でMBAをとり、デザインスタジオ Shimon Design を立ち上げ、マーケティング、ブランディング、デザインの分野でご活躍の金子 ヴァンダイク 房代先生にご登壇いただきました。

金子 ヴァンダイク 房代先生による講義風景


今回の授業ではなんと、レゴブロックを使用した「レゴ®️シリアスプレイ®️」というメソッドを用い、第4次産業革命時代の中部国際空港のマーケティングを提案する課題に取り組みました。レゴ®️シリアス®️プレイとは、LEGO EDUCATIONに関わっていたロバート ラスムセンとLEGO社により開発されたメソッドです。レゴブロックを使って考えることで、潜在的な考えが顕在化されたり、全員が平等に意見を言いやすくなったりする効果があります。チームビルディング、キャリア開発、組織のビジョン作りなど様々な場面で活用されています。また、イノベーションに向けてクリエイティブな発想が最大限に引き出されます。


学生たちのレゴ作品の一部


受講生からは、「浮遊空港」、「AI・IoT搭載の風力発電が設置された空港」、「自動運転の乗り物で移動できる空港」、「インスタ映えスポットのある空港」、「擬似操縦施設のある空港」、「ショッピング施設が充実した空港」、「テーマパーク化した空港」、等々、多種多様な、可能性に満ちた提案がなされました。そして、「全員同じブロックのパーツを使っているのに、別々の作品ができ上がってくるのがとても興味深いです。」「アイディアをとにかく形にしてみること(プロトタイピング)の大切さを学びました。」「手を動かしながら考えることが可能であり、大切であることが実感できました。」「個々人が作った作品を組み合わせてストーリーを立てて説明できました。」「より深く仲間の考えを知ることができました。」等の前向きなフィードバック・コメントを多数いただきました。