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社会人が語る商学部の学び:サントリー【後編】

#商学部 #会計ファイナンス #マーケティング #社会人

大手酒類飲料メーカーの「サントリー」で社会人としてご活躍されている傍ら、名古屋商科大学ビジネススクール(大学院)にて学ばれている花岡様に、商学部の学部長の小野教授がお話をうかがいました。今回は後編をお届けします。


前編はこちらから

花岡様(以下、花岡と表記):
「マーケティング」すなわち「お客様目線でビジネスを考えること」は非常に大事です。実際の営業では、原価率が低いということだけでは飲食店様には響きません。そのために、メニューや接客など様々な角度から提案し、お客様に楽しんで選択していただくように一緒に創り上げていきます。メニューが充実し、接客が良く、飲み物を美味しく提供し、お客様が満足して、楽しくお飲みいただけるようになると、総合的に杯数が伸びて、原価率の低い商品も売れて、利益が残り、それを会社の将来に投資していくことも可能になります。

小野教授(以下、小野と表記):
「マーケティング」「会計」「ファイナンス」の3分野は関連性があり、営業していく上でどれも欠かせないものであることがよくわかりました。名古屋商科大学の商学部での学びが、学生が卒業して社会人になっていくときの「出口で必要になる力」の修得につながっていることが花岡さんの経験に基づくお話で裏付けられました。ありがとうございます。
もう1つ質問があります。花岡さんは、MBAを取得した後に簿記の上位級の資格を取ることを検討されているとのことですが、なぜそのようなお考えに至ったのでしょうか?

花岡:
名古屋商科大学ビジネススクール(大学院)にてMBAの取得を目指して学んでいる中、簿記はさらにしっかりとおさえておかなければならないと、と思うようになりました。MBAを取得した後に簿記の理解を深めて、自分に落とし込んだ上で仕事に活用していきます。営業に際しては、経営者と同じ視座・視野をもって、対等に向き合って貢献できるよう取り組んでいきたいと考えております。そして、今後マネジメントの仕事に携わっていく際に、自社のこと、他社のことを知る上で、フル活用していきたいと考えております。

小野:
ありがとうございます。
最後に、商学部の学生さんへのメッセージをお願いします。


花岡:
「マーケティング」「会計」「ファイナンス」の3分野を重点的に学ばれることと思います。社会人になるとこの3分野を理解しているかいないかにより、大きく自分の行動(やるべきこと)が変わってきます。より深く、より広く、高い視座、広い視野を持って、是非取り組んでいただければと思います。「やってみなはれ」で様々なチャレンジをしてください。皆様のご活躍とご健康を心よりお祈り申し上げます。ありがとうございました。


サントリーの創業者 鳥井信治郎様のお言葉 (同社のWebサイトより引用)


小野:
ありがとうございます。
サントリー創業者の鳥井信治郎様の「やってみなはれ」ですね。本学でいえば、まさしく「フロンティア・スピリット(開拓魂)」になります。「やってみなはれ」、本当に素晴らしい言葉で、貴社そのものですね。
花岡さんのお仕事と会社に対する「想い」がひしひしと伝わってきました。社会人の方にとっても、これから社会人になろうとする方にも、参考になるお話ばかりで本当にありがとうございました。
今後益々のご活躍を心より祈念申し上げます。