フィールド学習発表会を開催

この度、リニモ沿線地域づくりフィールド学習発表会が日進/長久手キャンパスで開催されました。昨年秋に採択された文部科学省インテンシブ教育プログラムの先行的な取組みで、70名ほどが参加。最初に商学部長 小野裕二教授からこのインテンシブ事業のご案内をし、続いて活動テーマに沿って、商学部 亀倉正彦教授の3年次セミナー生が3チームに分かれ発表しました。
　

3つの発表テーマ

• モリコロSDGsグループ ：愛・地球博の理念「自然の叡智」を継承してモリコロパーク内のもりの学舎と連携し、夏休みと秋にフィールド活動を実施
• 豊橋SDGsグループ ：未就学児にSDGsに興味を持ってもらえるような紙芝居を作成し、その過程では豊橋市役所や市保育園にも訪問
• 道の駅SDGsグループ ：数年後に開業する日進市道の駅が特徴とする子育てコミュニティをさらに推進するようなアイデアを、いくつかの道の駅を訪問・ヒアリングをしながら提案

今後へ繋がる対話の場

これらの活動はこれからの地域社会のあり方を大きく変貌させるようなリアルな活動でした。1回限りで終わりにせず、次年度に向けてどのように発展させていくべきなのか、3年生からの提案に対し、関係者の方々から次への期待を込めたコメントが送られました。発表とコメントの後は、テーマに分かれて3年生と関係者、そして引き継ぐ2年生も交えた意見交換を行いました。学生気分が通用しない緊張感の伴う真剣な対話の場になりました。
　
今回のイベントの進行も本学学生がすべて手がけました。司会進行、受付マニュアルの作成から来場者のおもてなし、さらには新型コロナ感染対策も2年生が中心となり、3年次学生も発表準備の合間にサポートしながら検討して実施。こうした活動が3年生から2年生に引き継がれ、小さく生まれたことが大きく育っていきます。