ビジネスモデルの理解を深め、アイデアの思考法を学ぶ《事業構想基礎》

大手自動車メーカーで新事業を企画する部署の統括マネージャーを務める只熊客員教授による「事業構想基礎」の授業では、ケースディスカッションを通じて、新事業に関する知識や気づきを得ながら、新事業を創出するための基礎的な能力を身につけます。
第３週の授業では、いろいろな企業のビジネスモデルを分析し、アイデアをつくる思考法として、バイアスブレイクやリーンキャンバス、ビジネスモデルキャンパスについて学びました。また、大企業から独立して起業をした「ミツバチプロダクツ」のケースを用いて議論をし、理解を深めました。

ピクトグラムを用いてビジネスモデルを視覚化

企業のビジネスモデルを視覚化することで「その企業の製品やサービスがなぜ売れているのか？」「顧客との関係性はどのようになっているのか？」を視覚的に考察することができます。学生たちは、関心のある企業のビジネスモデルをホワイトボードに記述し、その企業の強みやお金の流れなどを発表しました。就職活動で希望する企業の分析をはじめている学生もおり、希望する企業の理解がより深まったのではないでしょうか。

インテンシブ教育プログラム

「事業構想基礎」は、商学部で行われている、議論して学ぶ「ケースメソッド」と体験して学ぶ「フィールドメソッド」を効果的に組み合わせた集中プログラム（インテンシブ教育プログラム）の3年生のプログラムとして位置付けられています。グループワークを通してビジネスプランを考案し、最終的にそのアイデアをプレゼンし、起業家としての体験を行います。