第4回ビジネスプランコンテストを開催《商学部主催》
2024年12月14日(水)「第4回ビジネスプランコンテスト」の最終審査が開催されました。今年は、愛知県日進市 近藤裕貴市長、どんぐりピット合同会社 CEO 鶴田彩乃氏、HBインターナショナル株式会社 代表取締役 ダウティ妙子氏、本学同窓会 会長 間瀬昇治氏、本学大学院 教授 北原康富先生と各界より豪華審査員をお迎えし、厳粛な空気の中、コンテストが行われました。
全8チームの熱意あふれるプレゼンテーションが繰り広げられました。最終審査に進んだ8チームのうち2チームは1年生の学生であり、聴講学生には大変刺激になったようでした。聴講学生は発表されたビジネスプランをより良いものにするために意欲的に質問し、審査員も実際のビジネスとして形になるかどうかという視点で意見を述べ、大いに盛り上がりました。プレゼンターである学生は質問に真摯に応えつつ、審査員のアドバイスからプランを実現するために必要な視点とアクションを学びました。
最優秀賞には、Global BBA 2年のチームの『SentrySpace』が選ばれました。審査員の講評では、本学大学院教授の北原先生から「ビジネスを立ち上げ、維持するために最も重要な要素は2つあります。1つは、自らのビジネスが人々に受け入れられるように『柔軟性』をもつこと。もう1つは自分のアイディアに価値があるという『確信』をもつことであり、最終審査の全チームのプレゼンテーションからは、自らのアイディアに強い『確信』を持っていると感じた。」と参加学生を激励しました。
本学商学部では、インテンシブ科目を1年次から3年次まで開講しています。1年次の「フィールド基礎」、2年次の「フィールド実践」を通して、知識を学び、体験を通して深めていき、3年次に受講する「事業構想実践」でビジネスプランを作成します。今回の最終審査にも、「フィールド基礎」や「事業構想実践」などで作成されたビジネスプランが選ばれました。
最終審査結果
最終審査に残った8チームには、審査員より激励とともに以下の賞が贈られました。
最優秀賞 (商学部長賞) |
SentrySpace | Global BBA 2年 |
優秀賞 (同窓会会長賞) |
mamotto 〜あなたの代わりに守ります〜 | 商学部 1年 |
アイデア賞 (後援会会長賞) |
ハミガキコネクト | 経営管理課程 2年 |
日本経営 奨励賞 | 中・小企業における CSR活動の代行サービス「絆connection」 | 商学部 3年 |
日本経営 奨励賞 | MoDA.〜毎日服えらび時間をカットする〜 | 商学部 3年 |
日本経営 奨励賞 | 女子大学生がターゲットの新洋服レンタルサービス「REN」 | 商学部 1年 |
日本経営 敢闘賞 | 高齢者の自己実現支援プラットフォーム「Life Echo」 | 経営学部 4年 |
日本経営 敢闘賞 | 0スタート塾 | 商学部 3年 |
名古屋商科大学のビジネスプランコンテスト
本コンテストは、名古屋商科大学商学部が主催し、名古屋商科大学同窓会と名古屋商科大学後援会、株式会社日本経営の協賛を受けて実施するビジネスプランコンテストです。4回目となった今回、総勢30組の応募から1次審査が行われ、8組の最終審査出場者を決定。最終審査のプレゼンテーションにより各賞が選出されました。商学部では、「ケースメソッド《討議》」と「フィールドメソッド《体験》」を教育の両輪として、インテンシブかつ相乗的に組み合わせて実践することで、新しい学びを実現し、産業界や地域社会の要請に対応するリーダーを養成します。本コンテストはこの取り組みにおける「フィールドで事業を構想する」に当たります。