海外留学

International Programs

国際ボランティア

Volunteer Projects

  1. TOP
  2. 海外留学
  3. 国際ボランティア
  4. 参加者体験談
  5. 砂川諒世界一周レポート第5回目

砂川諒世界一周レポート第5回目

World Trip from Cambodia!!



ハイサイ!(こんにちは)砂川です。前期定期試験の時期となってきましたがみなさん体調管理怠っていませんか?健康には十分に気を使い良い結果が残せる様にがんばってください。(僕が言うとだいぶ嫌みに聞こえますね。笑)学生の中には定期試験を終え夏期休暇を利用し、国際ボランティアプロジェクト(以下:国ボラ)に参加する人もいるのでは?キャンパスブログにも最近ちょこちょこと記事上がってきていますが、こうして名商大の学生が世界に羽ばたく姿を見ていると個人的にすごくうれしく思います。
さて、今回のレポートはその国ボラでも人気のある国、カンボジアからのレポートです。何と私砂川も今回のカンボジアの旅を利用しボランティアに参加してきました。実は旅を始める前から『カンボジアではボランティアに参加する。』という事を決めていた私は中国、香港、ベトナム、ラオスと旅を続けながらボランティアの情報を集めていました。するとそんな私に大学の先輩(名商大の国ボラプログラムを利用しカンボジアにボランティア経験有)から『砂川君。カンボジアでボランティアするなら知り合いがいるから紹介するよ。』との朗報が!運命です!連絡先を聞き一か八かで連絡を取ってみたところ快く了解していただき参加してきました。個人名ですのでこの場では名前をUさんとしますが、その方は夫婦で退職後カンボジアに移住し、生活を送っていく内に『カンボジアの子供達に出来る事はないか?』と思い1、2年程前から活動を始めた方々なのです。私がカンボジアに着いた次の日に面会し、2日後には早速ボランティアに参加とタイトなスケジュールでしたが、そんな事よりもカンボジアの子供達と接する事がとても楽しく、やりがいのある活動でした。
ボランティアを通して学んだ事、気づいた事は長くなるので次の記事に書くとして、この記事では日本に居てはあまり知る事の出来ないカンボジアでの教育状況をお伝えしたいと思います。カンボジアもラオスと同じく国民の9割近くが農村に住む貧困層。それゆえ子供達は学校に行く事でさえ困難なのです。そして高校生にとっては大変な教育環境で、まともな授業を学校から受けさせてもらえていないのにも関わらず進級試験がものスゴく難しい上に先生は学生を普通に落とすのです。進級試験に落ちると追試試験を受ける為にまた余分なお金を払わなければなりません。その額が平均$100。日本円にして約9000円。国民の大半が1日1$以下で生活している国にとって$100はとても払える額ではありません。最悪な事に一部の学校ではそのお金が先生方のポケットマネーになるとか…。
もちろん追試試験分のお金を払えない学生は学校を辞めざるえないのです。そういう背景からカンボジアは世界でも有名な“退学国”となってしまっているのです。子供達のあの素敵な笑顔の裏にはそういう背景があるかと思うともの凄く心が痛くなりました。
ボランティアに参加するだけでなく訪れる国の背景や実態を知ることでボランティアを通して学ぶ事・感じる事がだいぶ変わってくると思うので参加する学生は是非自分の訪れる国の情報を調べておいた方が良い事をおすすめします。
それではまた近いうちに☆
Laugh and Peace♪
RYO