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商学部 × ハーゲンダッツ ジャパン《マーケティング論》

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商学部 小野裕二教授の「マーケティング論」の授業では、マーケティングを「売れる仕組みづくり」と定義づけ、顧客と関わる活動を広く含むものとして網羅的に捉えています。こうしたマーケティング実践の極意について、ケースメソッドを通じて修得していきます。今回は、アイスでお馴染みハーゲンダッツ ジャパンの広告に焦点を当てて授業が行われました。

実例をもとに広告戦略を考える

1990年台初頭は「アイス=子供のおやつ」というイメージで普及していましたが、品質にこだわっているハーゲンダッツ ジャパンはそのイメージを打開するため、大人っぽく、大胆な雰囲気のテレビ広告を打ち出しました。授業では、「大人向け高級アイス」であることを強く打ち出したテレビ広告に対し、雑誌広告がどうあるべきかを考えます。学生たちは事前に「自分がマーケティング責任者だったらどう行動するのか?」を考え、教室全体で議論していきます。誰に向けて、どんなことを、どのように、どの雑誌で広告を打つのか、その利点や欠点などについて自主的に次々と意見を出し合いました。一人の発言を受けて別の学生が新たな視点を提示したり、補足の意見を出したりと、学生たちが生き生きと発言し、授業は白熱。アクティブラーニング手法を用いた授業では、このようにどの学生も真剣な面持ちで前のめりに授業に参加しており、企業で実際に起きている事例を取り上げることで、授業を通して実践的な企業課題の体験をすることができます。