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商学部のマーケティング・インターンシップ体験記Vol.7〜河井さんの場合〜

#就業体験 #商学部 #山岡 #マーケティング #インターンシップ

“自分を信じて挑戦すること”

趣向を凝らしたさまざまなインターンシップを主催する企業が増えているなか、厳しい選抜をくぐり抜けたメンバーだけが参加できるGMO NIKKO株式会社のインターンシップに参加した河井さんにインビューをしました。


商学部・マーケティング学科3年生山岡隆志セミナーの河井美和さん
大学2年生の夏の3カ月間アルペン株式会社にてインターンシップに参加し、仮説止まりではなく、実証することの大切さを学びました。3年生の8月に1ヶ月間以上のデジタル広告会社大手のGMO NIKKO株式会社に、長期インターンシップに参加しクライアントワークに従事しました。


〜悔しさをバネに念願のインターンシップへ〜


2年生の夏にGMO NIKKO株式会社のインターンシップに応募しましたが、選考の課題に対しての分析やまた分析結果からの見出した自分なりのアウトプットも見込まれる効果が十分ではないとの評価で参加することができませんでした。その時はとても悔しく家に帰り母に報告して号泣しました。1年経って再度同社のインターンシップに参加のチャンスがあり、今回は絶対に行きたいという強い思いがあり選考に望みました。

〜周囲の大学生と差をつける分析スキルを磨く〜


就業体験としてのインターンシップではなく、実際に働く社員の方と肩を並べて働きGMO NIKKO株式会社の大手クライアントを何社も担当しました。誰もが知る企業のリアルなマーケティング課題を扱い、毎日のようにアウトプットが求められる緊張感があり刺激的な日々をおくることになりました。
たとえば、大手ヘアケア商材企業の課題では、資料請求数を上げるための提案をするというものでした。しかし、ターゲットは男性であり、年齢層も自分で特定し分析しなければいけませんでした。ここで初めて自分がターゲットとならない課題を与えられ、自分以外のインターン生も苦戦しているようでした。どの課題でもそうでしたが、現状分析や施策案を考える上で人の話を聞くことがよりよい発想につながると思いました。
また、英会話のクライアントの課題では、数値から何が課題かを分析しなければなりません。今までのマーケティング課題はクライアントの抱える課題に対し、それを解決するための施策案を提案するものでした。しかし、今回の数値分析課題では、今月何がいけなかったのか、良かったのかを数値から分析し、判断しなければ課題が明らかにならず、施策案にも辿りつけません。現状分析を普段は市場に出回っているデータでしか分析したことがなく、実際の企業のデータを扱ったのは初めてだったためとても勉強になりました。


〜マーケティングの魅力を再発見〜

数値分析の課題は初めての経験で、用語や数式、その数値の意味することが全く分かりませんでした。数値分析課題に取り組む前に社員の方に講義をして頂きましたが、その言葉の意味が分かっても、実際に大量の数値データを前に、ひとつ判断するだけでも一苦労でした。また、この数値がこうだから、ここがこう・・・と自分なりに考えていても、本当にそうなのかと不安に駆られることが多かったです。そこで、社員の方に自分の数値の読みがあっているか都度確認するよう心がけ、「あっているよ」と言われた時は、課題のプロセスの中では小さいことですが、喜びと達成感がありました。数値分析は終わりがないと社員の方が言っていましたが、本当にその通りだと思いました。見る数値は同じでも人によって何が原因と感じるかはそれぞれで、捉え方が十人十色でとても興味深かったです。

〜マーケターに向かっての成長〜

課題に対し分析や施策案を考えている間に、目標を見失ってしまうことがこれまでは多かったです。分析の軸がどんどんずれてしまうので、課題に対しての着地点もずれてします傾向がありました。マーケターを目指すにあたり、そこだけは今回のインターンシップで成長したいと思いました。分析やアイディアを考える際に、軸からずれていないか原点に立ち帰るようにし、最終課題では社員の方からも良かったと言ってもらえ成長できたと感じました。

〜恐れないで挑戦したい〜

分からないことが分からない状態が続き、不安と恐怖で押し潰されそうでしたが、社員の方からの毎回のフィードバックで、鋭い視点からの追及だけでなく、必ず良い点も伝えてくださった為、1ヶ月乗り切ることができました。今までは一人で悩みを抱えることが多く、人に聞くことを躊躇していましたが、聞くことの大切さに気づき、インターン生や社員の方に積極的に質問するようになりました。社員の方は忙しい中でも話を掘り下げてしてくださるので、話の中からの沢山の気づきが結果に結びつくことが多くありました。
そしてインターン最終日には、お世話になった社員の方一人一人から頂いたお手紙に自信を持って!と書かれており、不安な時こそしっかり自分のできる準備をして、前向きに何事にもチャレンジして行こうと思うようになり、早速セミナーの代表生が出場するセミナー論文発表会へ出ることにしました。スキルだけでなく精神面でも大きく成長することができた貴重な夏休みとなりました。