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国際学部 英米学科

BA in International Studies

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「この会社の仕事は、私が適任です」

国際学部4年 池田さん

ドイツでの国際ボランティアに参加したり、学内の留学生をサポートするサークルに所属し活動するなど、国際性豊かな学生生活を送る国際学部英語学科4年の池田さん。これらの経験を通し、卒業後は活躍の場を海外にも広げたいと考えるようになりました。そして社会貢献度が高く海外と関わりながらスケールの大きな仕事ができる企業への内定を目指し就職活動を展開。責任感が強く学生生活に磨いたリーダーシップ力を武器にに就職活動を展開。選考ではその強みが買われ、日本通運株式会社に内定をいただくことができました。さらなる活躍が期待される池田さんにお話を伺いました。

リーダーシップを磨いた大学生活

幼い頃から正義感が強かった私がこれからの世の中に必要だと考えるリーダーシップとは、全体を見て客観的に判断し指示を出せること。大学2年次に新入生歓迎会実行委員長として初めてリーダーを経験しました。の乏しい私がリーダーを務めたので不安もありましたが、約20名のメンバーと協力し合い、成功させることができたと思います。前任からの引き継ぎが無い状態でのスタートでしたが、それにより全く新しい新入生歓迎会を作り上げることができました。この経験を通して、今必要なリーダーとは独断で進めるトップダウン方式ではなく、自身が一番に動いてチーム全体のことを考えられる人なのではないかと気づきました。また、意見が対立した際は、自身の考えが正しいという思い込みだけではく、各々の立場においての正解は異なるということも学びました。

名商大の留学

苦手な英語を克服したいと考え、本学の国際学部に入学しました。そして英語を磨くからには一度は留学をしたいと、地道に努力を続けてきました。そしてその甲斐もあり3年次にカナダのマギル大学に3ヶ月間、短期留学を果たしました。そこに至るまでに国際ボランティアに参加したり、大学内の留学生をサポートするサークルに入ったり、個人でもTOEICの勉強を続けるなどスモールステップを踏んで実現することができました。留学してからは思い通りにならないことがあり過ぎて、落ち込むことも多い日々でした。留学したカナダのモントリオールはフランス語が主流で、ホストファミリーがフランス語ばかり話すことに疎外感を感じてしまったことがあります。それでも伝えなければならないことは妥協せず、英語で伝わるまで繰り返し伝えようとしました。それはマギル大学の授業でも同じで、グループワークでも妥協せず伝わるまで伝え続ける、理解できるまで質問することを繰り返しました。この経験から自身の意見も相手の意見も尊重し、結果的にどうするのがみんなにとって良いことなのかを冷静に考える訓練ができました。喜怒哀楽は人並み以上にあるので感情的にならないようにする努力は必要でした。冷静になるために「相手は自分とは違う人間である。相手と自分は立場が違うのだから考え方が違って当然。」ということを常に意識していました。

帰国後に就職活動で必要な自己分析をしたところ、幼い頃から書道、そろばん、剣道など日本文化に触れた習い事ばかりしていたことを思い出しました。海外に関わるのはもちろんのこと日本の良さを海外に伝えていきたいので、日本を拠点に海外と関わりを持って仕事をすると決めました。警察官の仕事にもまだ憧れはありましたが、海外と関わりたいと考えるようになったため方向転換することにしました。その他に私が企業選びの軸にしたのは社会貢献度が高いかどうかということでした。衣食住に関わる仕事であれば社会貢献度が高いと考え、興味のあった食品と物流から興味のある20社を選びました。どちらの業界も新型コロナウィルスの影響を受けて尚一層ニーズが高まり世の中に必要とされていると感じたためです。中でも日本通運の面接で、リーダーシップを発揮したエピソードをお話すると、面接官の皆さんが興味を持って聞いてくださっているのを感じました。会社全体でリーダーシップを発揮できる人材を育成していく流れであるということと、女性の活躍が目覚ましいということを聞き、「それはまさに私が適任です!」というようなことをお伝えしたほどです(笑)。この立候補が功を奏したのか、無事に内定をいただくことができました。

リーダーシップを発揮するということ

社会に出れば様々な年齢層や国籍、バックグラウンドの方々に対してリーダーシップを発揮しなければならないことがあります。これまで仲間内でリーダーシップを発揮してきましたが、自身のリーダーシップがビジネスにおいても通用するのかは不安であり、楽しみでもあります。物流はチームワークが要ですので、メンバーとして、リーダーとして与えられたミッションを全うしたいと考えています。大学生活において国内外で様々な人とチームワークを組んだことから、真剣に向き合うほどに意見が割れてしまうという経験もしています。その際に自身の考え方が正しいと思い込むのではなく相手の意見にも一理あるかもしれないと考えてみたり、俯瞰で物事を見ることを心がけて業務にあたりたいと思います。