国際ボランティア参加でカンボジアへ
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国際学部1年生の伊藤さんは夏休みの期間を利用し、国際ボランティアプログラムに参加しました。目的は1人での海外経験を積むこと。カンボジアで約2週間の活動を終え、帰国した伊藤さんにお話を伺いました。 プロ...
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国際ボランティア
Volunteer Projects
ドイツ
経営学部経営学科1年生の安田さんは初めての海外経験に国際ボランティアプログラムを選びました。目的は英語力の向上と自分の視野を広げること。約1ヶ月の活動を終えて帰国した安田さんにお話を伺いました。
ドイツの最北端の町グリュックスブルクで公園整備のボランティア活動を行いました。ドイツは世界的に見ても環境意識の高い国で、ボランティア活動の中にもその意識の高さを伺える場面が多々あり、刺激を受けました。プログラム中にはエコロジーについて知識を学ぶ機会も設けられており、持続可能エネルギーの重要性と環境に優しい生活を継続して送ることの厳しさと難しさに衝撃を受けました。例えば、プログラムのメンバーが使用するシャワーは電力は太陽光温水器で、十分な熱量がない時は冷たいままシャワーを浴びました。私の所属していたボランティアグループにはフランスやイタリア、メキシコなどさまざまな国のメンバーがおり、順番を決めて食事を作ったのも良い思い出です。食事もサステイナブルを意識したメニューになっており、肉や魚を使わず野菜中心のものでした。日本の味噌はサステイナブルな食材として紹介したかったのですが、現地では入手困難だったので、ぜひこれから行かれる方は日本の食べ物や食材も持っていくと重宝するかもしれません。
現地の人々やプログラムのメンバーと交流する中でコミュニケーション能力や語学力が向上しました。また、ボランティア活動を通じて、彼らと共に汗を流すことで、お互いの理解を深めることができ、信頼関係を築くことができたと感じています。海外初体験の私にとって、現地の食事や気候など異文化の生活や文化に慣れる過程は、最初はとても大変でしたが、自分から積極的に関わろうとすることで環境適応能力も向上したと思います。現地の高校生に自分から話しかけて交流を図ろうとしたときに、その高校生が日本に興味があり、互いに共通の話題で話しあえ関係を深めることができました。自分から主体的に動くと世界が広がって行くことを実感し、自分にもできるのだという自信にも繋がりました。
国際ボランティアプロジェクトへの参加は、異なる国の文化や価値観、考え方に触れ、新たな国際的な視野を開拓し、グローバル人材としてのスキルを向上させる一歩となると思います。また、異なる国の人々と協力することで、協調性やコミュニケーション能力の向上にも繋がる良い機会です。最後に事前準備の大切さもお伝えしたいです。私は、現地のバスの時間を事前に調べておかなかったので、到着後12キロを歩くことになりました。旅のアクシデントはつきものですが、調べておけば避けられたことなのでこれから参加する皆さんにはぜひアドバイスとして心に留めておいて欲しいです。