国際ボランティア参加でグリュックスブルクへ
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経営学部経営学科1年生の安田さんは初めての海外経験に国際ボランティアプログラムを選びました。目的は英語力の向上と自分の視野を広げること。約1ヶ月の活動を終えて帰国した安田さんにお話を伺いました。 SDGs...
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Volunteer Projects
少し遅れましたが新年明けましておめでとうございます。2011年になって相変わらず元気よく世界一周の旅を続けている砂川です。現在は何ともう南米のボリビアを旅していますがその前にこのキャンパスブログの方を追いつかそうと思っております。
今回紹介する国はトルコ。ここは近年国際ボランティアプロジェクトでも人気の高い国として有名。中東、アジア、ヨーロッパの中間地点としてあるこの国はすべての顔を持ち訪れる人を魅了させます。
例えばイスラム教に欠かせないお祈りを捧げる場モスク。町を歩けば至る所に姿を表し1日5回のお祈りの時間には大音量でコーランという歌が流れます。しかし人々の顔つきはどうでしょう。目鼻がはっきりし、どちらかとヨーロッパ系に近い顔つきをしているのです。建物も植民地時代に建てられた中世ヨーロッパ風の教会や建物が並びます。それでも使う共用語はトルコ語。母国のアイデンティティを忘れない彼らの生活は凄く興味を持つ事が出来ました。
トルコは国民の99%がイスラム教信者の国ですが、カッパドキアという地ではキリスト教の影響をすごく受けています。カッパドキアにあるホテルでは洞窟ホテルと言って岩の中が空洞になっている岩がたくさんあり、それを一室として旅行者に提供しています。その岩を掘るという作業を最初に行ったのが昔ドイツ人の制圧から逃れる事に必死だったキリスト教徒。その証拠に昔から人が住んでいたとされている洞窟の天井や壁にはキリストの絵やそれらに関係する壁画が綺麗に描かれているのです。もちろん町にはモスクもありますし頭からスカーフを被った女性の姿もよく目にしたので100%キリスト教の影響という訳ではないですがいい発見をすることが出来ました。。
そしてそのカッパドキアの地で私と友人長嶺はフォークとナイフがうまく使えないというハプニングに見舞われました。よく考えてみるとエジプトからヨルダン・シリアと中東代表食ケバブを主食としていた私達は主に手で物を食べるという習慣にいつしか慣れており、いざ使おうと思うともの凄くぎこちなくなっていたのです。こういうハプニングも旅の醍醐味。色んな発見や驚きの連続です。
トルコを満喫し長嶺と別れた私は次の国に向け旅を続けたのです。
果たしてその国とは…。