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インドネシアの不動産会社へライブバーチャルにて就業中〜第17回海外インターンシップ『参加者の声』第1弾〜

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インドネシア

野田さん(経済学部 総合政策学科 2年生)

本学が就職に強い大学であることから入学を決めた野田さん(経済学部 総合政策学科 2年生)。
卒業後のことを意識しながら学生生活を送る中で、2年生の今から自身ができる就活対策を始めようと海外インターンシップに参加を決めました。新型コロナウィルスの影響により世の中の様々なイベントが中止されていく中でも挑戦できることはないか、と考えていたこともきっかけとなりました。
しかし当時インターンシップは全て双方向ライブ形式で実施するライブバーチャル(オンライン)。当初は現地に行かずに得られることはあるのだろうかと少し不安になったそうです。

インドネシアに拠点のある日系の不動産会社の業務に従事

インターンシップは大学の職員や他の参加者と事前にライブバーチャルにてミーティングを行った上で2月後半からスタートしました。
私はインドネシアに拠点のある日系の不動産会社の業務に従事しています。現在は、インドネシアに赴任してきた日本人に活用してもらうエリアマップの作成に携わっています。インドネシアについて知らないことばかりでしたが、むしろ知らないという感覚の方がお役に立てるようです。

勤務は週5日、10:30-19:30の実働8時間で、まずは現地の日本人担当者と前日までの成果と本日の業務目標を話し合う、毎朝30分間のミーティングからスタートします。
実際の業務で作成するエリアマップには現地の写真を入れるため、インドネシア人スタッフとの英語でのやりとりも度々あります。対面でコミュニケーションをとることができれば意図が伝わっていたかもしれないことも、画面越しの場合はしっかりと会話をしないと伝わりません。さらに英語で長文のメールを打つこともあり、英語力を磨かなければと強く感じました。また、近くにいないからこそ意思疎通をしっかりと取らないと双方で同じ作業をしてしまったり、抜けている作業があったりと作業効率が下がってしまったため、そちらは今後の改善点として取り組んでいます。

ジャカルタの社会問題を踏まえて

今回就業しているこの企業はインドネシアのジャカルタにあり、ジャカルタは渋滞が酷いことで有名です。毎朝大渋滞を起こしているため、国を挙げて様々な政策を行っています。
例えば、3人以上乗っている車ではないと通れない道、通称3in1が存在していたり、ナンバープレートが偶数の車だけが通れる道や奇数の車だけが通れる道なども存在します。またこの政策に便乗し、3in1のうちの1名を担うために子供が知らない人の車に乗るお小遣い稼ぎも発生し、社会問題となっています。
渋滞の影響を避けるには公共交通機関だけで通える立地が人気となるため、需要に即したマップを作成します。また洪水が起こりやすい地域も存在し、安全面を考慮していただくために安全性が低いエリアということを率直に記載します。私は当初、それを記載することが就業先の物件の価値を下げる行為になるのではないかと思い躊躇していましたが、就業先の担当者の方から記載することが最終的にお客様のためになるとアドバイスをいただき、納得して業務に取り組んでいます。
まもなくエリアマップの作成が完了するため、次は物件の資料作成に移ります。また次回の成果はこちらで報告させていただきます。