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日系製造メーカーでの就業体験《24期海外インターンシップ現地レポート》

本学の海外インターンシップでは、アジア各国の日系企業や現地法人の企業様を受入企業として、毎回多くの学生を受け入れていただいていますが、研修先の対象となる企業の業種も多種多様です。今回はなかなか学生が普段現場に立ち入ることのできない製造メーカーで実地研修を行った学生達のレポートをお届けします。


thailand

タイ(派遣企業:7社、渡航学生:13名)

日系製造メーカーでの就業経験 〜経営学部2年 鳥井さん〜


私はタイの首都バンコクより南東エリアへ車で2時間ほど離れている日本人街シラチャ郊外にて、日系自動二輪向けの部品製造メーカーでのインターンシップに取り組んでいます。本日は製造ラインに入り、大型バイクなどに取り付けるタンクキャップの製造現場を担当しました。効率的且つきれいに作業を行うにはどうしたらいいのかを考えながら業務に取り組みました。初めのうちはメリハリをつけて作業をしようとするあまり、作製した部品を置く場所が定まっていなく、作業場所がスッキリしていませんでした。そのため、完成したものを置くための箱を自分の近くに用意し、作製したものをすぐに入れるようにすると見た目も綺麗になり、作製スペースがスッキリしました。早く作業を行うことも大切ですが、身の周りを綺麗に保つことで部品の間違えによるミスなども減り効率アップにもつながると感じました。また、部品の検品作業に従事する機会もあります。似ている部品から正確な部品を取り出すのに少し苦戦し、名前も見た目も全て似ているのでしっかり番号を見て集めることが大切だと感じました。また、現場のスタッフの方々とたくさんコミュニケーションをとることができるようになってきました。休み時間には慣れないながらもタイ語で話したり、日本語を教えたりとお互いの文化を教え合うことができました。来週ももっとたくさんの方と積極的にコミュニケーションを取り、いろいろなことを吸収していきたいです。
製造ラインの研修を振り返ると、同じ人が同じ工程場所で作業を行っていると思っていましたが、毎日場所を変え、全員が同じスピードで全ての工程をできるように回していたことがわかりました。また、自分たちで職場の環境を変え、作業を行いやすいように工夫していました。ものづくりの現場を間近で見たいと考えていたため、非常に学びの多い研修となりました。