公務員試験に特化したセミナーとの出会い

2021/03/25 Thu #公務員コース

信頼できる警察官との出会いをきっかけに警察官を目指すようになった経済学部総合政策学科4年の村瀬さん。新型コロナウイルスの影響から公務員試験の日程が大幅に変更され、教職課程の授業や教育実習の準備との調整を要し、当時は先が見えない不安な状況でした。それを乗り越えることができたのも、警察官になりたいという自身の熱い想いと、共に公務員を目指す仲間の存在があったからこそ。念願の警察官として内定を決めた村瀬さんにお話を伺いました。

一人の警察官との出会いから

私が警察官を志すようになったきっかけは、中学時代のある警察官との出会いでした。日々数多くの凶悪犯罪に立ち向かっている警察官が、一人の中学生の悩みにも真摯に向き合いアドバイスをくれ、その姿に大変感動しました。私もその方のように公平で正義を貫く人間でありたいと警察官になる夢を抱きました。

北村セミナーの門戸を叩く

北村貴准教授のセミナーを選択した理由は、先輩から「社会人になる前に鍛えてもらえるセミナー」と伺ったこと。通常4年次後期完成の卒業論文を3年次後期には書き上げるこのセミナーに所属することで、時間管理ができ有意義な学生生活が送れるのではないかと期待しました。北村先生との初めての面談で「この成績なら公務員を目指せる」とお墨付きを頂いたことにより、中学時代から漠然とした目標だった警察官を真剣に目指すことにしました。

公務員試験に特化したセミナーで得られたこと

セミナー所属後まもなく、セミナーでの学修と並行し週2回の公務員試験勉強会が始まり、公務員試験で配点の高い数的処理を中心に学修。一朝一夕では理解の難しい数的処理の考え方を修得するため、繰り返し取り組み学習週間も身に付けられたと感じます。3年生になると2年生とペアで予習をし勉強会に参加する学習法がスタート。ペアを組む相手の理解度により教え方にも工夫が必要でした。学習定着率を示すラーニングピラミッドでは、人に教えることによりその内容のおよそ9割が身につくと言われています。相手に理解してもらうことは自身が理解するよりも遥かに難しく、理解したつもりになっていたこともあるのだと新たな発見もありました。