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2023年度夏期国際ボランティア 事後研修を行いました


2023年度夏期国際ボランティアには総勢43名の学生が参加しました。ワークキャンプ中に体験した、コミュニケーションの難しさや共同生活の大変さ、さまざまな困難に立ち向かうことで身についた対応力などを他の参加者と共有し、今後の学習につなげてもらうため、事後研修を開催いたしました。
事後研修は2日間にわたり、1日目はグループに分かれてのスライド作成、2日目はスライドのプレゼンテーションを行いました。スライドはワークキャンプが開かれた地域の情報や、ボランティア活動の内容、自分達が学んだこと、これからボランティアに参加する学生へのメッセージをまとめ10分ほどのプレゼンテーションにして各グループで発表をしました。

コミュニケーションの壁と文化の違い


学生たちが体験したボランティアの内容は多岐に渡り、作業内容、居住環境も全く違い、文化の違いはもちろんのこと、英語が通じるかどうか、言語の壁の厚さも異なるようでした。例えば、スペインやフランスのボランティアでは、ボランティアメンバーに現地語の話者が多く、スペイン語やフランス語が主に飛び交う状況で、最初は何も分からず戸惑いながらも、自ら、「英語でないと分からないから英語で説明して欲しい。」とメンバー間に働きかけることで英語でのコミュニケーションも円滑になり、さらに現地語の学習の機会を得られた学生もいました。また日本と違い、自分の意見を主張しないと、相手には伝わらないことに驚きながらも、「自ら動く」=「主体性を持って行動する」ことの大切さを身をもって学び、ひとまわり成長して帰ってきた学生たちはボランティア参加前よりも少し逞しくなっていました。



異なる価値観を学んでいく

各国からさまざまな人が集まる国際ボランティアプログラムは、異なる文化、それぞれの価値観を知る絶好の機会です。
言語の壁があるからこそ、国際交流にとって最も大切な、差異を知ること、お互いを知ることにたどり着ける。それを経験できたことが何より今回のプログラムに参加したことの最大の収穫ではないでしょうか。
国際ボランティアプログラムは、名古屋商科大学留学プログラムの中で研修型のプログラムに分類され、高い語学力がなくても挑戦できる、本格的な海外留学に向けた最初のステップに最適なプログラムです。用意された環境ではなく、自らが動き考えることでさまざまな状況に対応していく力がつくため、語学力の向上だけでなく、自主性や協調性、グローバルな価値観を養える貴重な経験が得られます。