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ビジネスの学びを実践しSDGs活動へ繋げる《22期海外インターンシップ現地レポート》

第22期海外インターンシップがスタートしました。今夏は30名の学生がアジア6カ国(インド・ベトナム・タイ・カンボジア・マレーシア・インドネシア)に分かれて現地企業での就業体験を行います。今回はカンボジアの首都プノンペンでSDGsに繋がるインターンシップを経験している二人の学生を紹介します。


cambodia

カンボジア(派遣企業:2社、渡航学生:3名)

大学での学びがビジネスの現場で活きる 〜経営管理課程2年 小林さん〜


私たちは現在カンボジアの首都プノンペンで「サムライカレープロジェクト」に参加しています。このインターンではカンボジア人に対して観光地やショッピングモールなどでカレーライスのような代表的な日本食の物販販売を、ゼロから自分たちの手で作り上げ、その売上をカンボジアの小学校や障害者施設に寄付するSDGsの取り組みへと繋がるプロジェクトです。プノンペンにあるショッピングモールの市場調査や現地の大学生へのヒアリングを行いましたが、購買層のターゲッティングや商品開発、価格設定、プロモーションなど、普段の経営管理課程の授業で学んだマーケティング知識やフィールドワークの手法を大いに活かすことができました。また、先日は最終的に売り上げた金額を寄付する現地小学校の視察に赴きました。校庭の遊具や遊び道具に限りがあり、私たち日本での環境との違いが鮮明に映りました。そのため、今回のプログラムで多くの利益を出して、よりたくさん良いものを、彼ら彼女らに渡してあげたいという気持ちがより一層強くなりました。

初めて会う仲間たちと協働してSDGsに取り組む 〜国際学部3年 Yanaguidaさん〜


先日の週末に本番の販売会を行いました。私が所属するチームでは、この日までにショッピングモールのスーパーやフードコートでの商品、価格調査、現地の方へのヒアリングや店舗レイアウト、ディスプレイのデザインなどに徹底的にこだわり準備してきましたが、事前の試食会ではリサーチ結果で得た情報を元に全員で協力して作成したのにも関わらず、売れ行きが芳しくなく再度商品戦略の見直しをする必要があり、実践のビジネスの難しさを痛感しました。販売当日においても、私たちはイオンモールのプールサイドでかき氷とわたあめを販売していましたが、最初はなかなかカンボジアの方々の警戒心が強く、「ノー」と手を横に振って断られることが多かったため、商品を売るのはとても大変であると感じました。しかし、プールイベントのタイミングで泡が流れてきてお客さんたちが盛り上がり、子どもたちと一緒に水鉄砲で遊び始め距離感を縮めると、次第に警戒心を解き始めてくれて一つ二つと商品を買うようになってくれました。現地の方と仲良くなるまでが大変でしたが、1人集まったらどんどん人が増えていって、自分たちが企画、準備をした商品が売れるということの醍醐味や面白さを感じました。あいにく日曜日の午後から雨が降った影響で客足が鈍り、自分たちが立てた売上目標金額には達しませんでしたが、グループ全体で試行錯誤しながらも協力して販売活動をやり抜き、3チームの中で最も高い売り上げが出せてよかったです。また、今回の販売経験では自分から動くことが多かった為、自分のこの海外インターンシッププログラムに参加した際の目標も達成することができました。