受験生メニュー

就職支援

Career Support

海外インターンシップ

International Internship

ベトナムの首都ハノイでの就業体験《25期海外インターンシップ現地レポート》

第25回の海外インターンシップも本日が最終日となりました。今回製造メーカーやIT企業、日本語学校など最も多くの受入企業に学生を派遣しているベトナムの首都ハノイの地において、コンサルティング企業と製造メーカーでそれぞれ就業体験を経験した学生達の様子をレポートとしてお届けします。


vietnam

ベトナム(派遣企業:8社、渡航学生:13名)

コンサルティング企業で現地大学生への模擬授業 〜経営学部2年渡部さん〜


私はベトナムの首都ハノイにあるベトナム企業「SEIKO IDEAS」という経営コンサルティング企業にて、教育事業部に配属され3週間のインターンシッププログラムを体験しました。私のメインとなった業務は提携されているタイビン医科薬科大学やナムディン看護大学で、日本語や日本文化の紹介を行う模擬授業を担当することができました。勤務最終日では、社員の方を目の前にして終了報告会がありました。現地大学の模擬授業・交流会に加え、3週間全体の振り返りを中心にレポートを作成し、インターン期間中に実施された中間報告時と同じように「分かりやすく」「見やすく」「楽しい」ということ心がけプレゼンテーションを実施しました。社員の方々からも高評価をいただくことができ、楽しんでもらえたと思います。午後からは社員の方々とホアンキエム湖を中心とした滞在中最後のハノイ観光に行きました。お土産屋さんやカフェなどを巡り、たくさんお話をすることができました。面白いベトナム語も教えていただいたのでお返しに面白い日本語をお返ししました。より一層仲を深められたので、とても嬉しいです。またぜひ皆さんとお会いしたいなと思います。
今回の海外インターンシッププログラムに参加してみて、私は社員の方々や学生と積極的に交流することで、自身の新たな考え方や物事の捉え方発見したいという目標を掲げていました。様々な人たちと交流するなかで、その人の考え方や価値観を知ることができ、模擬授業や交流会、会社でのコミュニケーションなどを通して、自身の新たな長所や一面に気づくことができました。このプログラムで得られた経験を将来に活かしていきたいと思います。

ダンボール製造メーカーでの就業体験 〜商学部マーケティング学科2年神谷さん〜


私は今回のインターンシップから新たに受入企業として加わった、ダンボール製造メーカーの現地法人「Dynapac(HANOI)」に3週間営業同行や現場作業などの業務を中心にお世話になりました。就業体験の終盤では、ダイナパックについての概要やベトナムで行っている業務や課題を振り返りつつ、3週間行ってきたことの反省と今後の自分達に活かせることを、ベテラン社員の方よりフィードバックされました。この方はアメリカ、中国、台湾などでの海外駐在員を歴任し、奮闘してきた38年の社会人生活の歴史を話していただき、辛かったことや逆に仕事を通したやりがいのエピソードを伺うことで、規模の大きさを実感した。日本でずっと働いていては味わえないような大きな失敗や成功を聞き、海外に若い頃から挑戦することの素晴らしさと業務を成し遂げられると自信にも繋がっていると教わり、将来海外赴任に対する自分自身の意欲がとても強まりました。
インターンシップ最終日は3週間の業務をまとめた資料の制作と改善提案発表を行ないました。発表の前段階でもう一度工場に通訳のアインさんと見回り、一から工場を見直しました。その時に、「神谷さんは仕事を覚えるのも早かったし、一生懸命やってくれて効率も上がったから、いなくなっちゃうとまたキツくなるな」と現地担当の方が言ってくれて、3週間現場で勉強し鍛錬し続けた証拠だと改めて感じ、現場の人に会えるのが最後という寂しさも同時に実感させられました。
 最終の発表では、製造現場で自分なりの効率の良い安全な方法と、まだ改善できそうな所の改善提案を発表しました。駐在員の方が真剣に聞いてくれて作成した資料も褒めてもらう事ができたので、インターンを通じて社員の方にイラストやプレゼンテーションスキルを質問し、自分なりに取り入れたことで習得した成果と感じました。この海外インターンシップで自分自身レベルアップできたと感じ、学んだ内容を復習して自分のスキルに定着することの重要性も身にしみて実感することができました。