悔しさと先生の言葉を胸に税理士試験へ挑んでつかみ取った合格
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商学部4年生の花嶋さんは、2024年度税理士試験において「簿記論」に合格しました。大学卒業後は、本学大学院への進学を希望されています。限られた時間を有効活用する工夫と継続の力で合格を掴み取った秘訣を伺い...
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商学部 会計学科
BSc in Commerce
商学部4年生の花嶋さんは、2024年度税理士試験において「簿記論」に合格しました。大学卒業後は、本学大学院への進学を希望されています。限られた時間を有効活用する工夫と継続の力で合格を掴み取った秘訣を伺いました。
昨年僕は、税理士試験を受験しましたが、残念ながら合格することはできませんでした。受かる気持ちで勉強していただけに悔しく、自分の未熟さを痛感しました。「今年は最後だから頑張らないと」と思うものの、「受かるかな」という不安感もありました。どこまで勉強しても課題が出てきて、不安感を乗り越えることは難しかったです。ややモチベーションが落ちていたのですが、先生から「ここまで頑張ってきたから続けた方が良い」と背中を押され、粘り強く勉強を続けることができました。
その結果、これまでの勉強で取り組んできたことが試験でしっかりと出題され、試験当日に不安を感じることはありませんでした。僕は税理士・公認会計士専攻という良い環境に飛び込んで、そこに身を置いたからこそこの結果につながったと思っています。
僕は一人暮らしで奨学金を借りているため、授業にも貢献して高い成績を取りたいですし、アルバイトもしなければなりません。正直、税理士試験のみに集中できるわけではありませんでした。そこで、1週間の中でどれだけ時間を自由に勉強に使えるか、というマインドで日々を過ごしていました。朝5時に起きて2時間勉強し、帰りに図書館に寄って勉強する。家事もやらなきゃいけないので、ご飯は作り置きで時間を確保する。遊びに行く日も、遊びに行く前や帰ってきた後の数分でも勉強に当てていました。自分が自由に使える時間を少しでも増やす、毎日継続して勉強するという当たり前で一番大変なことが最も重要だと思います。勉強時間を多く取れた人の勝ち、という考え方が合格の秘訣ですね。
2024年度は、名古屋商科大学から税理士試験に8名の現役生合格者を輩出しました。そのうちの2年生3名は低学年ながら簿記論、財務諸表論の2科目に合格しています。8名はいずれも商学部の税理士・公認会計士専攻に所属しており、授業とは別に大学が無償で提供する特別プログラムを受講し、学部在学中に見事合格しました。2010年度から開始されたこの専攻より、これまでに約80名の合格者を輩出しています。