悔しさと先生の言葉を胸に税理士試験へ挑んでつかみ取った合格
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- 資格取得者の声
商学部4年生の花嶋さんは、2024年度税理士試験において「簿記論」に合格しました。大学卒業後は、本学大学院への進学を希望されています。限られた時間を有効活用する工夫と継続の力で合格を掴み取った秘訣を伺い...
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商学部 会計学科
BSc in Commerce
この度、名古屋商科大学から税理士試験(2科目)に1名の現役生合格者を輩出しました。合格した金田さんは、本学の税理士・公認会計士専攻に所属しており、授業とは別に大学が無償で提供する特別プログラムを受講し、学部2年生にして見事合格しました。2010年度から開始されたこの専攻より、これまで70名の合格者を輩出していますが、2年次で2科目合格は2人目となります。そんな金田さんに、税理士試験2科目合格への道のりと将来の展望を伺いました。
中学校の頃に、私は税理士に向いていることが職業診断テストでわかり、自分の得意な計算処理を活かせる仕事に就こうと考えるようになりました。愛知県立成章高校の総合ビジネス科に進み、日商簿記3級と2級を取得しました。将来は税理士になろうと考え、税理士試験の確かな合格実績と、合格者への奨学金がある名古屋商科大学に進学しました。
税理士・公認会計士専攻には、自分の目標を実現しようとする意識の高い人が集まっています。いつも授業に集中して勉強していますが、休憩中は勉強を忘れて雑談してメリハリをつけています。僕は3年次の先輩とテストの点数で勝負していましたが、いつも勝てませんでした。僕自身は負けず嫌いな性格なので、先輩との差を埋めるために足りないのは「密度」だと考えて、毎日のルーティーンを決め、1日10時間以上のペースで11月中旬から試験日の8月まで勉強を続けました。モチベーションを高く保つことができる環境で仲間とともに勉強できたことが、今回の合格につながったと思います。
今は税法科目の「相続税」合格に向けてチャレンジしていて、名古屋商科大学の大学院に進学して最短で税理士になれるように頑張っています。税理士になった後については深く考えていません。というのも、今は税理士に加えて経営コンサルタントになってみたいのですが、大学院での学びや社会に出てから様々な情報やノウハウを得ることになると考えています。だからこそ、今考えられる最適解で将来の選択肢を狭めるようなことはしないようにしようと思っています。勉強も同じですが、最適解を決めつけるよりも「他にもまだ何かあるはず」と考えることが大切だと思っています。これから様々なことに挑戦する中で、自分に合っているものを選びとっていきます。