悔しさと先生の言葉を胸に税理士試験へ挑んでつかみ取った合格
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- 資格取得者の声
商学部4年生の花嶋さんは、2024年度税理士試験において「簿記論」に合格しました。大学卒業後は、本学大学院への進学を希望されています。限られた時間を有効活用する工夫と継続の力で合格を掴み取った秘訣を伺い...
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BSc in Commerce
名古屋商科大学の学部大学院一貫教育で実施している「税理士・公認会計士コース」。週2回、伏見キャンパスで専門講師より、徹底的に学んでいます。今回はこのコースに所属し、この度の税理士試験で『簿記論』に合格した、商学部会計ファイナンス学科3年次の橋爪直起さんにインタビューしました。
学部・大学院一貫教育、税理士養成のことなら
高校時代に日商簿記2級を取得し、税理士や公認会計士になることを考え始めました。専門学校に行くことも考えましたが、高校の先生の紹介で名古屋商科大学のオープンキャンパスに参加して、税理士コースがあるのを知り興味を持ちました。また、設備の整った寮に入れることもとても魅力的でした。
税理士コースは毎週2日17:30〜20:30まで伏見キャンパスで開講されます。まず簿記1級と全経上級の合格を目指し、その後、税理士科目の簿記論や財務諸表論の合格を目指します。高校までのレベルと違い、勉強は予想以上に大変でした。寮に帰っても簿記の勉強の時間を確保するため、無駄な時間は極力減らし、また通常講義のレポート課題などは早めに終わらせるなど努力しました。長期休暇中は1日6時間以上勉強していました。税理士になるという目標を強く持ち続けたことで勉強を継続できたと思います。
これから卒業までに財務諸表論と消費税法の科目合格を目指します。同時に税理士事務所への就職を目指し活動をする予定です。その一環として3年次の12月から税理士事務所でのインターンシップに参加しています。税理士・公認会計士コースの勉強を通じて、知識だけでなく、自己管理能力が格段に上がったと感じます。自ら目標を設定し行動に移すこと、そしてスケジュール管理、体調管理、そして気持ちのコントロールまでできるようになったことはとても大きな成長だと思います。
税理士試験は通常、全11科目中5科目の合格が必要です。名古屋商科大学大学院へ進学の後、会計ファイナンスコースまたは会計コース修了で1科目、税法学コース修了で2科目の試験免除申請が可能です。両コースを修了してダブルマスターを取得すると、最短3年で3科目が免除され税理士への最短経路となります。
ケースメソッドを採用し企業経営における課題解決スキルを養成します。税理士試験3科目が免除となり、税務・会計のプロとして、顧客の経営課題に的確なアドバイスができ、経営者のパートナーから「選ばれ続ける」税理士を育成します。
税理士法に定める国家資格であり、税理士となる資格を有する者のうち、日本税理士会連合会に備える税理士名簿に、財務省令で定めるところにより、氏名、生年月日、事務所の名称及び所在地その他の事項の登録を受けた者をいう(税理士法18条)。